editor: 佐伯 章
『学園都市くにたちNews』
Vol.1
1999/2/1発行
発行人:重松ともひろ
● 1972年、福岡市生まれの26才
● 1990年に上京するまで愛媛県松山市で育つ
● 一橋大学商学部に在籍。
● 大学図書館での勤務を経験。
● 大学や地域の人々のネットワークを通じて、自治・環境・人権・平和活動に関わる
● 国立市東1丁目のアパートで一人暮らし
● 趣味:街歩き (タウンウォッチング)
野球 (パ・リーグ) 観戦
バドミントン
〒186 国立市東1-19-9-B22
��/fax : 042-577-6759
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【行政をチェックするのが議会 ★ 議会をチェックするのが市民】
▼政治への無関心は誰のせい?
ここ何年か、政治の世界は大きく揺れ動いています。それを反映するかのように国政選挙の投票率は大きく上下してきました。昨夏の参議院選挙で国政に対する不満が高投票率となって現われ、誰も予想しなかった自民党の大敗北を引き起こしたことは記憶に新しいところです。
一方、私たちの生活に密着しているはずの、地域の政治はどうでしょうか? 市議会・市長選挙の投票率は下がり続け、過半数を維持するのがやっとです。
市議会は誰でも傍聴できることになっていますが、平日の昼間に議場に足を運べる人は限られています。そもそも議会がいつ開催されているのかさえわからないのですが、実際に議会を傍聴した人は、そこが「政治のナマの現場」というよりも「一部の人が隔離された所で何かやってる」ような雰囲気にがっかりするでしょう。唯一の情報源である『議会だより』でさえ、誰が何を質問したのかが明記されていないのです。これでは議員個々人の活動をチェックできず、何が市政の争点なのか、さっぱりわからないのではないでしょうか。
まずは、市民が遠ざけられた政治のあり方から改革されなければなりません。
▼理念を欠いた議員定数削減
98年12月議会で市議会議員定数の削減 (26人→24人) が決定しました。
「厳しい財政状況の中、議会が率先して経費削減に努める」というのが表向きの理由です。しかし95年に2人削減したときも経費削減を理由としながら、直後に議員の報酬(給料)を引き上げています。しかも、今回の削減案に賛成した自民・公明・民主系議員の半数は議員と別の収入源を持っているのです。
適正な議員数とはどれくらいでしょう? 例えば欧州では日本より議員は多く、逆にアメリカは日本の半分から4分の1です。しかしアメリカの場合、重要な案件は住民投票にかけられ、議会の半分は市民が発言する時間であるなど、市民と議会の距離はむしろ日本よりも近いのです。議員の月給も5万円程度ですから、議員はボランティアに近い存在といえるでしょう。
このように、議員定数の問題は議会のあり方との関係で論じられなければ意味がありません。今回の議員削減には、「議会と市民との関係をどうするのか」という制度的なビジョンも、「市政全体の中で議会のどの部分をスリム化していくのか」という財政的なビジョンも、ことごとく欠いています。市民を政治から遠ざけておいて議員自ら「自分たちはムダな存在」と宣言しているようなものです。私たち有権者の代表の総数を減らすことは、政治能力に関係なく、選挙に強い政治家だけが生き残ることになります。そのツケを払わされないよう、市民自身が議会活動を日常的にチェックしていきましょう。
【市民感覚からかけ離れた議会→市民参加と情報公開で開かれた市政へ転換!】
市民感覚からみて、今の市議会議員は「いい仕事してる」 と言えますか?
◆ 不活発な本会議…現職25人(欠員1人)中、98年12月議会で一般質問に立った議員
は15人(野党派は全員、与党派は3分の1)
【与党派】自民系…8人中1人/公明…4人中3人/民主系…3人中1人
【野党派】共産6人/生活者ネット2人/社民1人/林道クラブ1人
◆ 報酬…年間約850万円(さらに視察旅費や日当、調査研究費等が加算)
それでも議員職と別に収入を持つ議員が8人も!
…会社役員 (自民5人・民主1人)/自営業 (自民1人)/農業 (自民1人)
◆ 平均当選回数3.5回 平均年齢54才
↓
<こうかえる!> ↓ <REFORM!>
↓
◆ 市民参加の拡大で、政治の垣根を低くする
勤め人でも傍聴できるように、夜間・休日に議会を開催
市民にとって重要な問題は住民投票に
市民の2%を占める外国籍住民の市政参加制度
「市民参加条例」を制定し、政策の計画段階から市民が参加することを保障
◆ 積極的な情報公開で、オープンな市政を実現する
インターネットによる市政・議会情報公開
議会広報の紙面改革(←現在は質問議員名さえ明記されていない)
全ての議会情報は原則公開とする
議会コストの削減は、定数を削減する前に報酬削減や特権廃止で
議員報酬・議会調査費の使途を報告・公開
春は選挙の季節! 政治を変えるチャンス! 投票にいこう!
4/25…国立市議会・市長選
4/11…東京都知事選
【政治はお金がかかるもの? 普通の市民の普通の疑問にお答えします】
ズバリ公開! 政治活動経費
「お金を使わない政治」を実現します
事務所は自宅兼用。パソコンなどの諸設備・備品を新規購入する必要がなく、初期投資を最小限に抑えました。
最大の出費となった『News』発行費の大半は紙代です。印刷費を抑えています。
1999年1月15日(政治活動開始日)〜2月1日分‥‥76,260円
<うちわけ>
『News』発行経費(2万部)‥‥40,000円
書籍・資料購入費‥‥10,980円
「虹と緑の500人リスト」 参加費‥‥10,000円
のぼり制作材料費‥‥5,000円
携帯電話加入‥‥5,000円
集会・会合参加費‥‥1,500円
その他・諸雑費‥‥3,780円
↑
高い?|安い?
↓
国立市の議員報酬は月平均723,333円!
額面
期末手当(5.2ヶ月分)こみ
報酬に加え、費用弁償と、会派ごとの調査費が加算
閉ざされた市政に市民自治の新しい風を
【市民に開かれた市政・議会】
・情報公開の徹底と市民参加システム
・夜間・休日議会の開催
・外国籍市民の市政参加
・「市民参加条例」 の制定
【大学を地域に開放】
・一橋大学の施設・人材・研究をまちづくりに生かす
【開発よりも環境・福祉・人権・平和を重視】
・社会的少数者に優しい街は、誰にとっても安心できる街
・財政問題は教育・福祉の切り捨てではなく市民主導の行政改革で解決
【くにたちを環境自治体の先進都市に】
・環境マネジメントの導入
・地域に密着した商業・農業
・ゴミ排出抑制とリサイクルの推進
・歩行者・自転車優先のまちづくり