谷保天満宮
菅原道真公をまつる、天満宮の谷保(やほ)版です。お正月には多くの参拝客で
にぎわいます。学問の神様ということもあり、近隣の町から自分の、あるいは
子どもの合格祈願のために訪れる人も多いようです。
神社正面におかれている牛の石像は、触ると御利益があるということで
お鼻がてかてかに光っています。
この神社はおもしろい構造をしており、本堂に行くのに階段を下りて行かなくては
なりません。ふつう、神社やそのような神聖な建物は山の頂上など
高いところにおかれるのがふつうです。これは、昔甲州街道が
今よりも少し南を走っていたからだといわれています。道がずれたため、
街道が神社の上を走るようになってしまったのです。